
脂肪を溶かす成分コール酸(CA)
脂肪破壊注射、クリーンカット
シオ医院::ニュービジュ(NUVIJU)
運動を頑張り、食事管理も徹底しているのに、顎の下だけがそのままというケースがあります。顔はスリムになったのに、写真を撮ると二重顎が残っていて悩む方も少なくありません。
二重顎は単なる肥満ではなく、脂肪の分布、肌の弾力、遺伝的要因などが複合的に作用していることが多いです。そのため、減量だけでは満足のいく変化を得にくい場合もあります。
最近では、このような顎下の脂肪改善のために様々な非手術的治療が行われており、その中でも食品医薬品安全処の承認を受けた「ニュービジュ(NUVIJU)」が新たな選択肢として注目されています。
本日はシオ医院で、ニュービジュがどのような施術なのか、脂肪を溶かす原理は何なのか、既存の脂肪溶解注射とどのような違いがあるのかを詳しく解説します。
📌 目次
01. 運動しても二重顎がなかなか落ちない理由
02. ニュービジュ(NUVIJU)とは?
03. 脂肪を溶かす原理、コール酸(CA)とは?
04. コール酸(CA)とデオキシコール酸(DCA)の違い
05. このような方におすすめです
06. 効果はいつから現れるのか?
07. 施術前に必ず知っておくべき注意事項
08. シオ医院が考える二重顎治療
# 01. 運動しても二重顎がなかなか落ちない理由
「痩せたのに顎だけそのままなんです」と、診察室でよく耳にする言葉です。
私たちの体の脂肪は、部位によって落ちるスピードが異なります。特に顎下の脂肪は蓄積しやすく、体重が減っても最後まで残ることが多いです。
ここに肌の弾力の低下や、顎のラインの構造的な特徴が加わると、体重が減っても二重顎がそのまま残って見えることがあります。
一般的なダイエットは、脂肪細胞の中の脂肪をエネルギーとして使用し、脂肪細胞のサイズを小さくする方式です。つまり、脂肪細胞自体がなくなるわけではないため、再び体重が増えれば脂肪細胞もまた大きくなる可能性があります。
そのため、局所的に発達した顎下の脂肪は、運動や食事管理だけでは思うように改善されないことがあります。
# 02. ニュービジュ(NUVIJU)とは?
ニュービジュは、韓国のバイオ企業メディトックスが
約7年にわたる研究と臨床を経て開発した
顎下脂肪改善注射剤です。
2025年に食品医薬品安全処から国産新薬
第40号として品目承認を受け、成人の
中等度から重度の顎下脂肪改善の適応症を獲得しました。
つまり、顔全体の脂肪を減らす施術ではなく、
二重顎の改善を目的として承認された
専門医薬品であるという点が特徴です。
# 03. 脂肪を溶かす原理、コール酸(CA)とは?
ニュービジュの核心成分はコール酸(Cholic Acid, CA)です。
コール酸は私たちの体の胆汁を構成する胆汁酸の
一種で、脂肪の消化と吸収過程にも関与する
成分です。
ニュービジュはこのコール酸を利用して、
顎下の脂肪細胞に作用するように設計されています。
損傷した脂肪細胞は、体内の自然な
代謝過程を通じて徐々に除去され、時間が経つにつれて
顎のラインの変化を期待できます。
ただし、施術直後にすぐに脂肪が
消えるわけではなく、
体内の代謝過程が進むにつれて
徐々に変化が現れます。
個人の脂肪量や肌の状態、生活習慣によって
結果は異なる場合があります。
# 04. コール酸(CA)とデオキシコール酸(DCA)の違い
従来の二重顎脂肪溶解注射は、ほとんどがデオキシコール酸(DCA)を使用してきました。
デオキシコール酸は脂肪細胞を破壊する効果が優れていますが、界面活性作用が強いため、施術後に腫れや痛み、あざなどが現れることがありました。
ニュービジュは同じ胆汁酸系ですが、
コール酸(CA)を採用しました。
コール酸は相対的に界面活性作用が低く、
周辺組織への刺激を抑える方向に
開発されており、人体に近いpHを考慮した
製剤を採用しています。
肌への刺激の可能性がある一部の化学賦形剤を
除外するなど、製剤自体を新しく設計したことも
特徴です。
もちろん、人によって腫れや痛みの程度は異なり、
すべての患者様に同じ反応が出るわけではありません。
# 05. このような方におすすめです
✔ 運動や食事管理をしても顎下の脂肪だけが落ちない場合
✔ 体重は正常なのに二重顎が気になる場合
✔ 手術なしで非手術的な改善を望む場合
✔ 従来の脂肪溶解注射の腫れやダウンタイムが負担だった場合
✔ 大切な予定があり、早い日常生活への復帰が必要な場合
肌のたるみが原因の場合は、
脂肪改善よりもリフティング治療が
適していることもあり、脂肪量と
肌の弾力を併せて評価することが
重要です。
# 06. 効果はいつから現れるのか?
ニュービジュは施術直後にすぐに効果が
現れる方式ではありません。
注入された成分が脂肪細胞に作用し、損傷した
脂肪細胞が体内で自然に代謝される
時間が必要だからです。
一般的に数週間にわたって徐々に変化を期待でき、個人によって脂肪量や代謝速度により差が生じることがあります。必要な施術回数も人それぞれ異なるため、医療スタッフと十分なカウンセリングを行った上で治療計画を立てることが重要です。
# 07. 施術前に必ず知っておくべき注意事項
食薬処の承認を受けた専門医薬品であっても、
すべての施術には副作用の可能性があります。
施術後に腫れ、痛み、あざ、硬結などが一時的に
現れることがあり、個人差が存在します。
以下のような場合は、必ず医療スタッフと相談の上で施術の可否を決定してください。
✔ 妊娠中または授乳中の場合
✔ 施術部位に炎症や感染がある場合
✔ 血液凝固障害がある、または抗凝固薬を服用中の場合
✔ 従来の脂肪溶解注射で副作用を経験したことがある場合
十分なカウンセリングと精密な診断を通じて、自分に適した治療かどうかを確認する過程が何よりも重要です。
# 08. シオ医院が考える二重顎治療
二重顎は、単に脂肪を取り除くだけで解決するケースは多くありません。
脂肪の厚さ、肌の弾力、顎の構造、顔の比率などを併せて考慮しなければ、自然でバランスの取れた結果を期待することはできません。
脂肪が多い場合は脂肪改善治療が役立ちますが、肌のたるみがある場合はリフティング治療を併用することで、より満足のいく結果につながることもあります。
最近では、単に「脂肪をどれだけ減らすか」よりも「患者の顔に最も適した方法は何なのか」を探す方向に治療が発展しています。
無理に脂肪を減らしすぎると、かえって肌のたるみが目立ってしまう可能性があるからです。
シオ医院は、患者様一人ひとりの脂肪量と肌の弾力、顔の形を十分に分析した上で、最も適した治療計画をご提案しています。二重顎は人によって原因が異なるため、精密な診断が満足のいく結果の始まりです。