![[ソンス/トゥクソム] シオ皮膚科 XERF 600ショットの効果と持続期間](https://d2j13kbvy9leyc.cloudfront.net/clinic-blog/5/224439987651/d696372a1d719f2d23d0f007bff3b73b8d5c06e8.jpg)
[ソンス/トゥクソム] シオ皮膚科 XERF 600ショット
効果と持続期間
こんにちは。シオ皮膚科です。
診察室でリフティング機器について
相談していると
「XERF 600ショットを受けると効果はどのくらい持続するのか」、
「実際の論文ではどのような結果を示しているのか」
詳しく質問される方が多いです。
リフティング施術を検討する際は、単純に
機器の名前や施術価格だけを見るのではなく
実際にどのような原理で作用するのか、
どの程度の変化が観察されたのか、
効果がどのくらい持続するのかを一緒に
確認することが重要です。
最近では、皮膚科施術に関する論文や
臨床データを直接調べて
客観的な根拠に基づいて施術を
決定しようとする方も増えています。
今回の記事では、2026年6月に
Lasers in Medical Scienceに掲載された
XERFに関する論文を中心に
研究対象と具体的な施術プロトコル、
3ヶ月間観察された変化と研究の限界点まで
詳しく見ていきます。
XERF論文の概要と研究対象
2026年6月に発表されたこの研究は
XERFの施術結果を客観的な測定指標と
患者の主観的な満足度を通じて
共に評価した点で注目に値します。
今回の研究は、無作為対照群を設定した
臨床試験ではなく、単一のクリニックで実施された
後向き(retrospective)記録分析研究です。
研究対象は平均年齢54.5歳、
年齢範囲25〜73歳の成人女性16名でした。
皮膚のたるみ具合は
Facial Laxity Rating Scaleを基準に
1〜7段階まで多様に構成されており、
軽度のたるみから重度のたるみまで
様々な状態の患者が含まれました。
全ての患者はXERF施術を
一度だけ受け、
施術前と施術直後、1ヶ月後、
3ヶ月後にわたって経過を観察しました。
観察過程では、臨床写真撮影と
アンケート評価などを通じて、施術後の変化を
多角的に確認しました。
ここで重要なのは、研究チームが
単純に施術直後の外観だけを評価したのではなく、
時間が経つにつれて現れる変化まで
追跡したという点です。
XERF 600ショット施術プロトコルと設定
単純に総ショット数を見るだけでなく、
どのようなチップを使用したか、
どの部位にエネルギーを伝達したか、
どのような方法で施術したかも
一緒に確認する必要があります。
今回の研究では、XERFフェイスチップ(E60)と
アイチップ(E5、E10)を使用しました。
6.78MHzと2MHzの2つの周波数を
同時に照射するディープ(Deep)モードで
施術を行った点も特徴です。
下顔面および中顔面の施術
下顔面と中顔面にはフェイスチップを使用し、
顔の片側あたり150ショットずつ、
両側を合わせて合計300ショットを照射しました。
設定はICD 1、エネルギーレベル4〜7で
行い、Gliding preheatingと
Stamping方式をそれぞれ50%ずつ適用しました。
GlidingとStampingをそれぞれ1パスずつ
交互に行う方式で
該当部位の施術が行われました。
上顔面の施術
上顔面にはアイチップを使用しました。
額、側頭部、眼窩縁(orbital rim)
上部の眉毛下の部位を対象に
Stamping方式100%で行いました。
顔の片側あたりE10チップで100ショット、
E05チップで50ショットを照射し、
両側を合わせて合計300ショットが使用されました。
このように、下顔面と中顔面300ショット、
上顔面300ショットを合算し、
全体の施術は合計600ショットで構成されました。
つまり、今回の論文は、特定の部位にのみ
エネルギーを集中させた研究ではなく、
フェイスチップとアイチップを併用し、
上顔面から下顔面まで管理した
フルフェイス施術プロトコルを扱っています。
ただし、同じ600ショットであっても
チップの種類やエネルギー設定、施術部位、
照射方法によって、実際の施術条件は
異なる可能性があることを
覚えておく必要があります。
3次元的なボリューム変化とリフティング効果
今回の研究で注目すべき点の一つは、
顔の変化を単純な写真比較だけに
依存しなかったという点です。
顔の3次元的な軟部組織の移動を
定量化する容積測定を通じて
施術前後の変化を評価しました。
研究では、施術前と比較して
内側ボリュームは減少し、外側ボリュームは増加する
ボリューム再分配の様相が観察されました。
これらの変化は3ヶ月後まで
観察されたと報告されています。
顔のボリューム変化は、単純に
全体的な体積が増減することとは
異なる意味を持つことがあります。
顔の部位別組織の位置と分布が
どのように変化するのかを一緒に見る必要があるからです。
ただし、研究で観察された期間は3ヶ月であるため、
それ以降の変化と持続期間については
追加的な長期研究が必要です。
論文で確認された効果はどのくらい持続するのか?
XERF施術を検討されている方が
最も気になる部分の一つは
まさに持続期間です。
今回の論文では、施術後1ヶ月と
3ヶ月時点まで追跡観察を行い、
一部のリフティングおよび皮膚関連指標で
3ヶ月まで変化が観察されました。
ここで必ず区別すべき点があります。
研究が3ヶ月まで行われたという事実と
効果が3ヶ月までしか持続しないという主張は
異なる意味を持ちます。
今回の研究は、3ヶ月以降の変化を
体系的に評価するように設計された研究ではないため、
効果が正確にいつまで持続するのかについての
結論を出すことは困難です。
論文の観察期間だけで
持続期間が3ヶ月だと断定したり、
逆に特定の期間以上持続すると
確定したりすることも適切ではありません。
実際の臨床現場で経験する
持続期間は、個人の皮膚状態や
施術条件、エネルギー設定、
施術部位などによって異なる
可能性があります。
実際の臨床現場で経験する持続期間
では、実際の診療現場では
XERFの効果はどの程度持続するのでしょうか?
先に紹介した医療従事者の経験によると、
リフティング効果は約6ヶ月程度
持続する傾向が見られ、
一部では9〜12ヶ月周期で
再来院するパターンが観察されたとのことです。
また、肌質やタイトニングなど、
皮膚状態に関連する変化は
リフティング効果や体感期間が
異なる場合があるという経験も共有されました。
これらの内容は、実際の臨床経験に基づいた
参考情報として理解することが望ましいです。
全ての患者に6ヶ月または
9〜12ヶ月という同じ持続期間が
保証されるという意味ではありません。
個人の皮膚の厚さや弾力低下の程度、
生活習慣や施術条件によって
体感する変化と持続期間は異なります。
実際の施術を検討されている場合は、
ショット数だけを比較するのではなく、
使用するチップやエネルギー設定、
部位別施術計画を一緒に確認することをお勧めします。
個人の皮膚の厚さや弾力低下の程度、
顔の構造や施術目的によって
適切な施術条件は異なります。
XERF 600ショットの効果と持続期間が
気になる場合は、十分なカウンセリングを通じて
現在の皮膚状態と期待する改善方向を
まず確認することをお勧めします。